XM

XMは本当に安全なのか?会社概要・信頼性と評判を細かく紹介

XMと聞くと日本では海外FXでNo.1の人気を誇る証券会社のイメージがあります。

しかし海外FX業者というと悪品なものも存在し、定期的にその被害を耳にします。

XMもそんな海外FX業者なのですが、今回はその信頼性について詰めて追及していきたいと思います。

まず結論から、、、

先にお伝えしますと、XMは信頼に値する

理由と詳細に関して書いていきたいと思います。

XMの会社概要、登録内容に関して

会社概要

会社XradexFin limited
本社所在地Unit E, F28, Eden Plaza, Eden Island, Republic of Seychelles
(セーシェル共和国 エデン島 エデン・プラザ23階 ユニットE)
金融ライセンスセーシェル金融庁(FSA)・ラインセンス番号:SD010
モーリシャス金融サービス委員会(FSC)・ライセンス番号GB20025835(Fintrade Limited)
設立日2009年
従業員数200~250名

商号

商号は会社が運営を行うにあたって使用する名前なので特に言及するところはありませんね。

本社所在地

本社はセーシェル共和国という国にあるようです、筆者もXMを調べるまで過去に1度聞いたことがあるくらいでした。

セーシェルはアフリカ大陸東部のインド洋に浮かぶ小さな国です、なぜこのような場所に本社を構えているかというと、税金対策とラインセンス取得地になります。

・セーシェルに法人を設立することによってセーシェル源泉の所得を除く所得が非課税である事。
・税務申告や取締役会開催の義務がない事。

これらが主な理由にあたると考えられます。しかし一見、怪しいように思えなくもありませんね。

金融ライセンス

XMはセーシェルとモーリシャスの2つの金融ライセンスを所有しています。

しかし2国とも、ライセンス取得条件を開示していないため、信頼性に至っては不透明なものとなってしまいます。

また日本の金融ライセンスを取得しない理由に関しては、まず売りであるレバレッジ1000倍が25倍へと大幅制限されてしまうから。
ゼロカットシステムを制限されてしまうから。これらが原因ともされています。

しかしこのデメリットを受け入れて金融ライセンスを取得するとしたら、そもそも日本人は国内FX業者を利用しますので、仕方のないということになります。

過去に【FXSuit】という海外FX業者がおり、サイトはまだ残っていますが2020年に不正なチャート変動により投資家の資産を根こそぎ奪って飛んだ会社です。
旧Twitterアプリ内に日本人の複数に及ぶ共謀者がおり、多くの金融弱者が騙されてしまいましたが、この会社は金融ライセンスすら取得していませんでした。

設立日

設立日は2009年と海外FX業者の中ではトップクラスの古株になります。

国内の会社でも10年後の倒産率は90%と言われているので、この間に倒産の危機や、大きな金銭トラブルを抱えずに運営し続けているのは安心材料として捉えて良いでしょう。

従業員数

従業員数は200名以上となっており、国内で言うと上場企業規模となっています。

なお、XMには手厚い日本語サポートも充実しており、日本人スタッフによる問い合わせ対応も24時間体制でサポートされています。

以上が会社概要になりますが、ここからは更にXMに関して深堀していこうと思います。

XMグループに関して

グループ会社の金融ライセンス

XMはグループ会社であり日本での活動を担当する「XradexFin limited」「Fintrade Limited」以外にも3つの会社で金融ライセンスを取得しています。

会社名ライセンス
Trading Point Holdings Ltd(親会社)キプロス証券取引委員会(CySEC)キプロス共和国
Trading Point of Financial Instruments UK Ltd(EU)英国金融行動監視機構(FCA)イギリス
Trading Point of Financial Instruments Pty Ltd(オセアニア)オーストラリア証券投資委員会(ASIC)オーストラリア

キプロス証券取引委員会のライセンス

キプロスの金融ライセンスは世界的に見ても厳格なものとなっています。

キプロス証券取引委員会のライセンスを取得するにはまず投資化補償基金(ICF)への加盟が必須となっており、最大2万ユーロの保証が約束されるものとなっています。

英国金融行動監視機構のライセンス

こちらのライセンスも、金融先進国のイギリスのライセンスだけあり取得難易度が高いものとなっており、信頼性において重視できるライセンスと言えるでしょう。

取得条件に資本や財務状況の審査も行われていることなど、認可において厳格であることが分かります。

また、日本の金融ライセンスも英国金融行動監視機構を元に作られていると言われており、投資家の資産を守ることに重点しているようです。

オーストラリア証券投資委員会

オーストラリアも先進国であるためライセンスの認知度も高く信頼性のあるものとなっています。

過去にオーストラリア証券投資委員会のライセンスを取得する海外FX会社は複数いたようですが、現在では日本向けにFXを提供する認可は降りていない為、日本人向けのライセンスではありませんが、グループ会社が取得していれば、安心の判断材料として考えて良いでしょう。

なぜ日本向けXMの金融ライセンスはマイナーなのか?

日本向けXMでこうしたイギリスやキプロスの金融ライセンスを取得しない理由に関しては、日本の金融庁が影響していると考えられます。

日本の金融庁的には、海外FXによって日本の資産が国外に流出してしまうことは芳しくなく、国内FX業者を利用してほしいのが本音です。

そのため、元々はオーストラリアの金融ライセンスを取得していた日本向けXM会社も日本の金融庁による圧力で日本人向けサービスを撤退する事となってしまい、新たにマイナーな金融ライセンスをもつ別会社を設立したのが今私たちの利用しているXMということになります。

つまりマイナーな金融ライセンスを持っていること自体は不安材料ではなく、グループ会社がどのような金融ライセンスを取得できているのかという点が重要になるようです。

同様にしてXMのようにキプロスやイギリスの金融ライセンスをグループ会社内で取得している企業は少数ですので、信頼性の判断材料として有用ということになります。

もともとはキプロスのライセンスで日本も運営されていた

日本は現在のXMTradingになる前に本社XMのキプロスの金融ライセンスにて運営がされていました。

しかし2018年8月に施行されたEUでのFXに関する規制に伴い、当時日本を含むEU圏外のトレーダーはXMTradingに移動する事となったのです。

そのため、規制の問題でマイナーライセンスとなりましたが、メジャーなライセンスを取得できないのではなく、取得しないというのが正しい解釈になります。

その他の判断材料

他にもXMに関して判断材料になるものをいくつかご紹介します。

信託保全

XMは信託保全によって顧客の資金を守っています

信託保全とは、投資家から預かった資金、損益等を自社の資産とは分別して信託銀行に管理をするということになります。

万が一、会社が倒産してしまった場合でも投資家の資産は守られるという仕組みです。

ここで分別管理と表記しているものがありますが、これは信託保全とは似て異なるものです。

信託保全は外部の信託銀行を使って管理するのに対し、分別管理は信託保全を含み、社内のみで資産を分けて管理することも含まれているので、信頼に欠けるということになります。

資金の保証制度に関しては、信託保全と書かれているか、分別管理と書かれているかに着目して検討すると良いでしょう。

金融ライセンスで紹介した業者FXSuitはまさにこの分別管理を銘打っていた会社でした。

資本金

XMは3億6000ドル(約500億円)の資本金となっており、他社と比較すると相当規模の資本となっています。

国内FX業者でみんなのFXは23億円GMOクリック証券は43億円と、国内有名会社と比較しても特にXMの規模は大きいものとなっています。

FX会社資本金
XM500億円
みんなのFX23億円
GMOクリック証券43億円
DMM FX98億円

資本金の多さは「会社の体力」を表し、会社の信用度に影響するためXMのこの資本金は信頼性の判断材料としても大きく考えられるでしょう。

慈善活動

XMはメイン事業のほかにも、慈善事業も行っています。

上の写真は、2018年4月3日にXMがタイのバンコクでスラム保育財団と協力し、恵まれない子供たちの生活水準の向上に貢献するチャリティーイベントを開催した時のものになります。

ほかにもマレーシア、インドネシア、赤十字、医療機関などで様々なチャリティー活動を積極的に行っています。

こうした活動も、大きな資金などから実現できる社会信用を担う一端となっています。

まとめ

以上の情報から、XMは資金規模と活動内容、またグループ全体での信頼性から、日本におけるXMTradingは信頼にあたいすると結論付けました。

これから海外FXを利用してみようと考えている方も、初心者から上級者までが活用するXMで是非デビューしてみましょう。